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親の見守りについて考えてみよう

親の見守りについて考えてみよう

「親の見守り」を考えたことはありますか。
「便りのないのは良い便り」と思いつつ、親と離れて暮らしている方もおられると思います。日々の目の前のことに追われて、親のことを考える時間がないことも多いでしょう。親の方も子供の様子は気になっていても、「便りのないのは良い便り」と思い、過ごしていることもあるでしょう。
実際、親も子も連絡をしていないとだんだん連絡しづらくなります。そして、連絡する理由を考えたりします。でも、何かあったときの連絡は、本当に万一のことが多いのではないでしょうか。事故や病気で入院した、死亡したなど
親と離れていても、親夫婦が一緒に暮らしていれば、片親に何かあっても子供に連絡がこないこともありえます。子供が忙しいから迷惑かけたくない、今の自分を知られたくないなどという理由で、連絡をしない場合です。もちろん親がひとりの場合もそうかもしれません。でも、何かあってしばらくたってから連絡をうける子供の心理としては、「言ってくれればいいのに」という気持ちが多少あるはずです。

実際に何かあったときに連絡がきても、すぐに駆けつけたり、何か具体的にできる状況ではないこともありますが、実情を知りたいものではないでしょうか。あとあと後悔したくないはずですし、自分に納得のいく心持ちでいたいという思いはあると思うのです。

見守りはどうやる?

見守りはさまざまな方法があります。子供にとって携帯電話が一番身近なものかもしれません。私の親は90歳を過ぎていますが、携帯を持っています。高齢者向け住宅に住んでいますが、毎日電話をして生存確認と認知症になりかけているかどうかを会話の中から探っています。無料になる家族割引きがあるので、時間を気にせず話せることもありがたいです。また、現在位置がわかるGPS機能のサービスもつけています。

方法は何にしろ、親との連絡はつかず離れず、親のためというより自分のためですね。本当に何かあれば私に連絡が入るですが、自分の納得のためにも毎日の安否確認を含めた電話での見守りはかかせません。亡くなった後に色々なことを悔やんだり思いめぐったりして、気持ちの整理がなかなかつかないということを防ぐためにも自分からのアプローチは必要なことではないでしょうか。

介護付きの老人ホームなど見守りサービスのある施設に親が入っているケースもあるでしょう。でも、介護者からの虐待や不適切な対応の可能性はあります。介護者や施設長などの関係者を信じて託しているわけですが、「自分たちで身を守る」ということも忘れずにいてほしいと思っています。何を具体的にするかは、見守りと通じるものがあると思います。

9月にこのサイトを運営している親の介護・相続と自分の老後に備える.comのメンバーの豊田真弓と佐川京子の共著で「ひとり老後を快適に暮らす本」が発売になりました。この本の中にも「見守り」について触れていますので、ご一読いただければ幸いです。

ファイナンシャル・プランナー 佐川京子

佐川 京子(さがわ きょうこ)

佐川京子行政書士事務所 代表
行政書士、ファイナンシャルプランナー
終活アドバイザー、福祉住環境コーディネーター

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