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ゆとりある老後生活に向け、税制優遇商品「つみたてNISA」を活用しよう!

ゆとりある老後生活に向け、税制優遇商品「つみたてNISA」を活用しよう!

資産寿命を延ばそう!

人生100年時代到来!平均寿命も年々長くなり、当然、リタイア後の生活も今や現役時代と同じくらいの期間(30年~40年)になるということを覚悟して生活していかねばなりません。

老後生活費の主な収入は公的年金となり、残りの必要生活資金は預貯金や企業年金、個人年金等で賄うこととなります。家計は現役時代の黒字から赤字への可能性も非常に高くなっていくことも考えなくてはなりません(公的年金だけでは老後生活は厳しい!)。

寿命が今より短かった時代であれば、それなりの資産があれば生活できましたが、人生100年時代となりつつある現在、平均寿命より資産寿命が先に尽きてしまえば大変なこととなります。よくネガティブな表現で言われる「老後破綻」、「老後貧乏」等々。

現役時代からコツコツ資産形成をすることは重要ですが、幸いにも人生100年時代では人生後半も長い期間があることです。この期間を上手く利用し、節税効果のある資産形成で資産寿命を延ばしてみませんか?

「つみたてNISA」で資産寿命を長く!

「つみたてNISA」とは少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度、1月からスタートした「つみたてNISA」のメリット・デメリットを見てみましょう。

  

メリット

1.少額(1,000円)からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度
一定の投資信託への投資から得られる分配金や譲渡益は非課税
新規投資額で毎年40万円が上限、非課税投資枠は20年間で最大800万円
(投資から得られた利益に対して、通常20.315%の税金がかかるが、この非課税制度でたとえば、利益100万円から203,150円の税金は引かれない)

2.積立購入の頻度は、「毎月」「2ヵ月に1回」「年2回のボーナスのみ」など購入者の都合で定期的かつ継続的方法可能(金融機関により異なる)

3.購入商品は金融庁が定めた基準を満たす投資信託・ETFで低コスト
(株式投資信託では購入手数料は無料、信託報酬は0.5%以下-国内株のインデックス投信の場合-)

4.分配頻度が毎月でない 投資の複利効果が期待できる

5.資産の引き出しはいつでも売却できるので、必要資金への融通が効く
必要資金:住宅購入資金、教育資金、旅行費用、介護費用等々。
(iDeCoは60歳までは引き出し不可)

6.60歳以降も長期で積立投資を非課税で行える
(iDeCoは60歳以上の購入は不可)

デメリット

1.元本保証ではない

2.非課税投資枠40万円の当年未使用分は翌年には繰り越せない

3.他の証券口座と損益通算はできない

4.投資先の選択肢が少なく個別株に投資できない⇔初心者向き

5.年間の投資金額が少ない⇔無理な投資が防げる

こんな人へおすすめ!

1.投資初心者の方で投資信託の選び方などがよくわからない人
金融庁が定めた基準をクリアした商品に限定されているため、初心者の方でも、安心して選べる。日本の投資信託本数は約6,000本、そのうち基準をクリアした162本に絞られている(2018.10.30現在)

<参照>金融庁 運用会社別「つみたてNISA」対象商品届出一覧

2.まとまったお金がなくコツコツ投資信託を買いたい人
非課税枠は年間40万円、月平均約3万円で少額からコツコツ型の対応

3.中期的に様々な用途で資金を蓄えたい人
中長期ライフプランでのライフイベントに対応

「つみたてNISA」にはすべて含まれている投資信託の基本原則について紹介します。

・分散投資 資産分散 1つの資産に投資するより、複数の資産に投資をした方がリスクを軽減できる
地域分散 地域を分散することで、世界経済の成長果実(利益)を得ることが期待できる

・積立投資 あらかじめ決まった金額を続けて投資すること
安いときに買わなかったり、高いときにだけ買ってしまったり防げる

・長期投資 資産や地域を分散し、積立投資を長期間続けることで結果的に元本割れする
可能性が低くなる傾向があります。途中で売却したり、中止をすると効果が薄れます。(過去の実績からの検証は将来を予測するものではありません)

・低コスト 購入・運用・解約・売却等ではコストが発生します。コストは利回りへの影響大です。購入にはそれぞれの金融商品を必ず比較しましょう。

まとめ

「つみたてNISA」は金融庁が厳選しているとはいえ、投資信託商品ですので、利益が出ることを保証はしていません。あくまでも投資は自己責任となりますのでご留意ください。

購入に際しては、金融機関と十分検討していくことが大事です。

初めて投資される方はこの機会に投資の知識を習得されてはいかがでしょうか?

この「つみたてNISA」制度は20年間の中長期にわたり、非課税での運用が可能となりますので、現役時代にもう少し貯めておけば…と思っている方、投資経験の少ない方、リタイアを迎えられた方、まだチャンスは残っています。老後生活資金を運用しながら、節約とのバランスもとりつつ、取崩しを進めていかれることも資産寿命を延ばすひとつです。

ファイナンシャル・プランナー 入野泰爾

入野 泰爾 (いりの やすじ)

ファイナンシャルプランナーCFP、FPデザインオフィス 代表
海外ロングスティアドバイザー(2012.8取得)、1種証券外務員(2013.2取得)、
年金アドバイザー(2013.11取得)、住宅ローンアドバイザー(2014.1取得)、
相続アドバイザー(2014.3取得)、日本FP協会会員、
神奈川県ファイナンシャルプランナーズ組合員

大学卒業後、大手食品メーカーで営業部門・総務部門を経て2012.2定年退職後、FPとして家計相談、セミナー講師、FP資格講師などで活動しております。前職時代の経験、また私自身の経験を通して現在の超高齢社会での長期間に渡る老後において安心・安全な生活を過ごせるようにいろいろな角度からアドバイスをして参ります。得意分野は金融資産運用含め、リタアメントプランを中心に展開しております。若年層から高齢者層の方々が自分の夢や希望を実現させるためにお役にたてれば幸いです。

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