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これからの高齢社会にどう備える?~介護予防~

これからの高齢社会にどう備える?~介護予防~

2025年問題って何?

「2025年問題」とは、団塊の世代の(1947~49年生まれ)800万人が2025年頃までに後期高齢者(75歳以上)に達する事により、介護・医療費等社会保障費の急増が懸念される問題です。

下図での人口推計表によると、2025年以降も75歳以上の人口割合には変化がみられません。

社会保障費の拡大が大きな課題といえます

高齢化への推移と将来推計

また、要支援・要介護の認定者は85歳以上で約60%にものぼり、2人に一人が該当するといわれております。現実を踏まえ、将来予測される高齢者の生き方にもさまざまな選択肢が必要とされるのではないでしょうか。

「自分の老後は自分で守る」(自助)と思っていてもなかなかそうはいかないこともあります。

自助・互助・共助・公助を基本的な考え方と認識したいものです。

私の両親も90歳以上の超高齢者ですが、幸いにも健康で生活しております。常々自分の力で生きていきたいと申しております。が、しかし「やはり何かしら頼らざるを得ないのかなぁ」とつくづく老いを完全に意識し始めております。

まず第一歩!地域包括支援センターの活用

85歳以上の2人に一人が要支援・要介護の認定者といわれる現在、要介護状態ではないけれども、今後介護が必要になる恐れがある高齢者を対象とする『介護予防ケアマネジメント業務』を行うのが地域包括支援センターです。「生活機能チェック」において将来的に要介護や要支援状態になる恐れがあると判断された高齢者に対して、市町村が実施している介護予防や引きこもり防止、口腔機能向上のための介護予防プログラムなどの紹介、参加支援をしてくれます。自立支援型ケアマネジメントの支援や高齢者にとって必要なサポートや制度を紹介する「総合相談支援業務」があります。

ちなみに介護認定者を対象とした事業所は居宅介護支援事業所といわれます。

地域包括支援センターの大きなメリットは、介護が必要になった高齢者の方にとって、介護に関する相談を行政や関係機関の間をたらい回しにされることなくワンストップで対応してくれるということです。

先ほどの私の両親が「いろいろな事が面倒になってきたよ。特に掃除が」ともらしてました。私も心配になり、地域包括支援センターに相談をしましたところ、すぐに対応して下さり、本人たちの希望を受け入れ、実行に移せるようになりました。ケアマネジャーさんが言うには特に掃除が面倒くさいと言い出したら経験上、介護状態への近づきつつあるとのことだそうです。

こういう時こそ自立した生活が送れるよう介護予防の支援が必要になってまいります。

在宅介護をされる方だけでなく、ご家族に高齢者の方がいらっしゃる方、高齢者の方もしっかりと地域包括支援センターの取り組みを理解して、上手に活用できるようにしていきましょう。

当事者はもちろん家族、周辺地域も安心して生活できるように考えていきたいものです。

是非、迷わずにご相談されればよいと思います。

探してみよう「幸福度」とは

内閣府の「高齢社会白書」には「高齢者の誇り・尊厳を低下させない、また意欲や能力を生かす社会が今後の課題である」書かれております。

日本のこの超高齢社会は現役を退いてから約30年前後の期間があるといわれます。当然、老化現象により、健康に不安を感じるのは当然でが、まだまだ元気で活躍されている方もたくさんおられます。

人は皆、幸福な人生でありたいと願っているでしょう。

幸福度を高めるには「経済」・「健康」・「家族(関係性)」の3つを高めることだとも言われてます。 

(内閣府経済社会総合研究所 幸福度に関する研究会報告から)

高齢者のおひとりおひとりの価値観に合わせた生き方を選択したいのもです。

ファイナンシャル・プランナー 入野泰爾

入野 泰爾 (いりの やすじ)

ファイナンシャルプランナーCFP、FPデザインオフィス 代表
海外ロングスティアドバイザー(2012.8取得)、1種証券外務員(2013.2取得)、
年金アドバイザー(2013.11取得)、住宅ローンアドバイザー(2014.1取得)、
相続アドバイザー(2014.3取得)、日本FP協会会員、
神奈川県ファイナンシャルプランナーズ組合員

大学卒業後、大手食品メーカーで営業部門・総務部門を経て2012.2定年退職後、FPとして家計相談、セミナー講師、FP資格講師などで活動しております。前職時代の経験、また私自身の経験を通して現在の超高齢社会での長期間に渡る老後において安心・安全な生活を過ごせるようにいろいろな角度からアドバイスをして参ります。得意分野は金融資産運用含め、リタアメントプランを中心に展開しております。若年層から高齢者層の方々が自分の夢や希望を実現させるためにお役にたてれば幸いです。

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