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50歳を過ぎたら自分の家の整理をしよう! その1

突然死したら、持ちモノはほとんどゴミになる!

年齢を重ねるとともに、持ちモノは増えていくものです。すでに、家の中がモノであふれて足の踏み場もない人も、そこまではいかないけれど室内は雑然としていると感じる人も、50歳を過ぎたら(60歳でもいいですが)、自分の家の整理をしましょう。

50歳を過ぎると何が起こるかわからないので、突然死してしまったり、死なないまでも意思表示ができなくなるかもしれないからです。すると、みなさんの持ちモノは金目のモノ(現金や高価な宝石など)以外は、全部ゴミになってしまいます。それに、50代で整理しておくと、スッキリ空間で気分よく中年期を過ごせる、高齢になったときの生前整理の手間を軽減できます。

整理できない理由とは?

整理を始める前に、なぜ、整理できないのか(モノを捨てられないのか)、理由を考えてみましょう。下の項目は、捨てられない理由をあげたものです。いつく該当するか、チェックしてみてください。これら以外に、みなさんなりのオリジナルの捨てられない理由があるかもしれませんね。

高価だから
壊れていないから(破れていないから)
まだ使えるから(まだ着られるから)
使い切っていないから
いつか使うから(いつか着るから)
(ピアスやイヤリングなどペアのモノ)片方、残っているから
もらったものだから
思い出まで捨てることになるから
モノを捨ててはいけないとしつけられたから
捨て方がわからないから
捨てるとバチが当たりそうだから

さて、みなさんは、いくつの項目にチェックが入りましたか? 該当する項目が多いほど、モノを貯めこみやすい人と言えそうです。

ちなみに、捨てられない理由で最も多いのは「高価だから」だそうです。

「整理」・「収納」・「片付け」の違いを知っておく

整理をする前に、後の作業がやりやすくなると思いますので、「整理」・「収納」・「片付け」の違いを知っておいてください。

「整理」とは、身の周りから「不用なモノ」を取り除くこと。結果として、必要なモノ(使うモノ)だけが残ることになります。

「収納」とは、必要なモノ(使うモノ)を「取り出しやすく(使いやすく)」しまうこと。決して、不用なモノ(使わないモノ)をしまい込むことではありません。

「片付け」とは、使った後、元に戻すこと。

今回は、ここまで。次回は、整理・収納のデメリットやメリットなどを紹介します。

ファイナンシャル・プランナー 小川千尋

小川 千尋(おがわ ちひろ)

ファイナンシャルプランナー(AFP)、終活コンサルタント、整理収納アドバイザー2級、エディター&ライター、ハッピーエンディングプランナー
1994年AFP資格取得。独立系ファイナンシャル・プランナーとして、主にマネー誌、一般誌などのマネー記事の編集・執筆・監修・セミナー講師などで活動。オールアバウトのガイドも務めている。親の生命保険に詳しい。

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