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セミナー報告

 

「あなたのセカンドライフと終活の「課題」がわかる! Happy Endingセミナー」
講師:豊田真弓

報告者:上本勉

日時:2018年9月6日
講師:豊田真弓

9月6日、新宿会場にて、『あなたのセカンドライフと終活の「課題」がわかる! Happy Endingセミナー』が開催されました。このセミナーは「ハッピーエンディングカード」を使った、セカンドライフと終活のあなた自身の「課題」を整理することを目的にしています。

セカンドライフの備えや「終活」が必要な理由

なぜ、終活が必要なのでしょうか。まず、長生きリスクです。人生は長くなり、90歳まで生きる人は1955年には男性2.7%、女性6.2%しかなかったものが、2015年には、男性25.0%、女性49.1%になりました。

このため、老後資金不足、医療介護の負担増が避けられない状況です。団塊の世代が後期高齢者になる2025年問題では、介護を受ける人が爆発的に増加し、介護だけでなく、療養施設、火葬場などの不足が深刻になることが予想されています。その先には、65歳以上の人口がピークとなり、各地の行政機能が危機を迎える2040年問題も控えています。

このような課題に備えるため、セカンドライフの備えや「終活」(自ら終わりの人生を設計しておく)の必要性が増しています。

死亡者の割合は50歳を超えると徐々に増加していきます。高齢になれば、肉体の死だけではなく、意思能力の喪失、体を動かす能力の低下も起こりえます。「幕引きの準備」をしていれば、前向きに生きられます。

長寿命化で、自身の老後資金は増加します。人生90年と仮定すると、退職したときにおける、夫婦2人の必要目安額は3000万円といわれていますが、100年時代には4200万円になります。このお金を貯めるか、生涯現役で働く覚悟と「働き方」、「健康リテラシー」も大事になってきています。

高齢化とともに介護を受ける人が増加し、自らの介護の心配だけでなく、親の介護も同時に心配しなければなりません。自分の老後資金づくりの時期に親の介護で仕事を辞めてしまうと、もとなると共倒れにならないためにも、自らの資金作りとのバランスをたもたなければなりません。

スタートポイントの確認

現状を理解した上でまず、自身のスタートポイントの確認をします。セミナーでは、自らの幸福度と、何に幸福を感じるかということをチェックしました。内閣府の資料では、健康と家計という順番になっています。

エンディングカードを使って課題の洗い出し

カードは、課題を見つけて、優先順位をつけていくために開発されました。課題がYESかNOか、YESならばHAPPYか、RISKなのかを判断します。

まずは、課題カードを一枚ずつ読んで、YES、NOのカードの上に振り分けていきます。次に、YESに分けた課題カード、HAPPYとRISKのカードの上に振り分けていきます。さらに、RISKのなかから優先度を考えて、1位から3位までを選択します。

Happy Endingセミナー

選んだ3つのリストを参加したメンバーで分かち合います。分かち合うことで、気づきや、優先順位の理由などを明確にすることができます。今回は趣味や生きがい、介護、余命の告知などを選んだ人が多くいました。

セミナーでは、老後に必要な資金をお金だけでなく保険を使う場合にどんな保険があるのか、緊急連絡先の身に着け方、現在の介護費用だけでなく、自らの死後に必要なお金なども共有しました。

アクションプログラム

最後にアクションプログラムとして、最初に何をしようと思ったか、2番目、3番目にしようと思ったことを記入しました。また、幸福に最後を迎えるためには、感謝の気持ちを伝えていくということも確認し合いました。

Happy Endingセミナー

これまでなかなかできなかった老後への備えを、HAPPY ENDDINGカードはゲーム感覚でできます。職場単位、仲間たちと一緒に、カードを使った老後の計画を作っていきましょう。

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